Wonderful World基金は、UNHCRのケニア・カクマ難民キャンプの植樹事業を応援します!

Wonderful World基金は、この度、楽曲「ワンダフルワールド」の印税、及びツアーグッズの売上の一部から、日本UNHCR協会におよそ1500万円の寄附をすることができました。ご協力いただきまして誠にありがとうございました。さらに、日本UNHCR協会を通じてUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のプロジェクトを応援するために寄せられたご寄附を合わせて、Wonderful World基金と日本UNHCR協会は、ケニア・カクマ難民キャンプにてUNHCRが進めている植樹事業を応援することになりました。

~ゆずからの言葉~『僕たちはアコースティックギターを使っているグループなので、まずは「植樹」や「環境」といった活動に、このWONDERFUL WORLD基金を活用してもらえたらと思っていました。今回ケニア・カクマ難民キャンプで木を植えることでそこに住む人たちのプラスになり、それが続いていく活動になれば嬉しいです。』

WONDERFUL WORLD  植樹プロジェクト中間報告 2009年8月現在での、各活動の進捗状況を報告いたします。

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WONDERFUL WORLD基金  植樹プロジェクト訪問報告 北川悠仁が皆さんを代表して、アフリカはケニアにあるカクマ難民キャンプに行ってきました。

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北川悠仁メッセージ

昨年設立された『WONDERFUL WORLD基金』に集まった皆さまからの貴重なご支援を、日本UNHCR協会を通じて、ケニア・カクマ難民キャンプの植樹事業を応援する事に対し、2009年2月25日、日本UNHCR協会にて、UNHCR駐日事務所 代表 ヨハン・セルス氏と日本 UNHCR協会 事務局長 根本かおるさんより感謝状を頂きました。ご協力ありがとうございました。
「ワンダフルワールド」によって生まれた新しい樹木が、アフリカの大地に根付いて生い茂っていくのを願いながら、今後このホームページでもその模様をお伝えしていきたいと思います。


ケニア・カクマ難民キャンプ

カクマ難民キャンプは、ケニア北西部にあります。半砂漠の乾燥した気候で、平均気温は摂氏40度にも達します。難民キャンプの設立は1992年。スーダン、ソマリア、エチオピア、コンゴ民主共和国、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、エリトリアからの難民およそ5万3000人が避難生活を送っています。

環境への負荷

長年にわたって非常に多くの難民が暮らしてきたことは、周辺地域の環境に負荷をかけ、地域の住民の不満を生んできました。草木の喪失、土壌の侵食、薪・資材・水・食糧などの資源をめぐる奪い合いなどが問題になっています。このことから、キャンプ周辺などにグリーンベルトをつくり、環境教育とトレーニングを行い、資源の保護を促進していく必要があります。

植樹事業の趣旨と活動

植樹事業は、難民と地域住民が、より環境にやさしい資源の利用方法を習得したり、ともに植樹事業に参加したりすることなどを目指して、難民と地域住民の生活環境を向上させ、環境保護における両コミュニティーの協力関係を促進させることを長期目標として見据えています。これらの活動によって、果実のなる木を含む7万5000本の苗木が育成され、家庭や団体に配布されたり、50haの広い地域をグリーンベルトに再生したりすることなどが期待されます。